自己破産する方の15%以上が、住宅ローンが原因だと言われています。
しっかり返済計画を立てているにもかかわらず、多くの方が計画どおりに返済できていないことがわかります。
では、住宅ローンが返済不可になりそうなときは、どんな対処をすると良いかご存じでしょうか?
もしものときのために知っておきたい対処法と、競売までの流れや任意売却についてまとめます。
住宅ローンが払えなくなりそう!返済不可になる前の対処法
住宅ローンの支払いができなくなりそうなときは、滞納して返済不可になる前に金融機関に相談しましょう。
ローンの破綻を防ぐため、住宅ローンの返済方法を変更できるケースがあります。
住宅ローンの支払いが困難になったら、できるかぎり早く相談するのが対処法です。
もし住宅ローンの返済を滞納してしまうと、対処できる手段が限られてくるので注意が必要です。
住宅ローンを滞納すると家が競売にかけられる
住宅ローンが返済不可になっても、すぐに競売になるわけではありません。
まずは、金融機関から問い合わせのメールや電話がかかってきます。
3か月ほど返済が滞ると、金融機関から「すぐに未払い分を返済してほしい」という内容の督促状が届くのです。
督促状が届いてからも何もしないと、さらに3か月後に債権者である金融機関は、保証会社から住宅ローンの残債を一括で支払ってもらいます。
ここで、債権者が金融機関から保証会社に変わるため、その連絡が届くでしょう。
債権者が変わったことと、一定期間の間に住宅ローンの残債を一括支払いしなければ競売になる、という通知がされるのです。
そして、保証会社は競売の準備をはじめ、一定期間が過ぎると家が競売にかけられてしまいます。
任意売却の検討も必要
住宅ローンが返済不可になって何もしなければ、およそ半年後には家が競売にかけられます。
住宅ローンの支払いが困難になりそうなら、早めに金融機関に相談し、返済の目処が立たないなら任意売却を検討するのも1つの方法です。
任意売却とは、金融機関の承諾を得て住宅ローンを完済していない不動産を売却する方法になります。
競売で売却するより高額で売却できる可能性があり、売却方法は普通に不動産を売却するのと変わらない点がメリットです。
ただし、任意売却しようと決めてすぐに売却できるわけではありません。
金融機関の承諾を得てから売却活動をして買い手を探します。
手続きから売却活動の期間も、住宅ローンの返済は続いているので、その期間に滞納が続くと競売にかけられる可能性があるのです。
任意売却をする場合も、早めの決断が必要になるでしょう。
まとめ
返済不可となった住宅ローンをどうするか、対処法や競売、任意売却についてまとめました。
くどいようですが、住宅ローンの返済が困難になりそうなら、早めに金融機関に相談しましょう。
返済が滞ってからでは、金融機関ができるアドバイスも少なくなります。
対処法が多いうちに相談し、返済方法の変更は早めに決断していく必要があるでしょう。
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