今人気の長期優良住宅は、高性能で長く住めるため、憧れている方も多いのではないでしょうか。
さらに、認定を受けた住宅は税金や住宅ローン金利が優遇されるなど、大きなメリットがあることが特徴です。
そこで今回は、長期優良住宅についてご説明したうえで、長期優良住宅を購入するメリットとデメリットを解説します。
マイホームを購入するなら知っておきたい!長期優良住宅とは
長期優良住宅とは、長期間にわたって良好な状態を保つことができる住宅のことです。
長期優良住宅の認定を受けるには、9項目の基準を満たす必要があります。
1つ目は「劣化対策」、2つ目は「耐震性」、3つ目は「維持管理や更新の容易性」が備わっていることです。
4つ目は天井高を2.65m以上確保する「可変性」、5つ目は「バリアフリー」で、これらはマンションにおいて定められています。
6つ目は「省エネルギー性」、7つ目は「居住環境」、8つ目は「住戸面積」、9つ目は定期的な点検や補修による「維持保全計画」です。
長期優良住宅の認定を受けるためには、建築主か建築業者が着工前に申請をおこなわなくてはなりません。
長期優良住宅を購入するメリットとは
長期優良住宅を購入するメリットを5つご紹介します。
住み継ぐことができる
性能が高いため、安心かつ快適に暮らすことができ、次の世代も住み継ぐことができます。
減税を受けることができる
住宅ローン減税や不動産取得税、登録免許税や固定資産税などの減税措置を受けることができます。
固定資産税評価額が3,000万円の場合の不動産取得税を計算すると、一般住宅では54万円に対し、長期優良住宅は51万円となります。
住宅ローンの金利が低い
住宅ローンのひとつであるフラット35を利用する場合、金利が優遇されます。
保険料の割引
耐震性に優れているため、地震保険料で耐震等級に応じた割引制度が適用されます。
補助金制度が利用可能
国土交通省の採択を受けた中小工務店で建築するなどの条件が付いていますが、最大で110万円の補助金を受けることができます。
長期優良住宅を購入するデメリットとは
次に、長期優良住宅を購入するデメリットを3つご紹介します。
申請費用がかかる
長期優良住宅の申請をおこなう際には、認定申請書やさまざまな添付書類が必要になり、一般的には作成や代行申請に別途費用がかかります。
建築コストがかかる
住宅性能を上げるには、設備などもグレードの高いものになるため、必然的にコストも割高になります。
メンテナンス履歴の作成や保存
メンテナンスをおこなう際は、建築会社に依頼し記録を作成、保存しておかなければなりません。
まとめ
長期優良住宅とは、長期間にわたって良好な状態を保つことができる住宅のことで、減税措置や金利の優遇などのメリットがあります。
しかし、申請費用や建築コストにお金がかかり、メンテナンス履歴の作成や保存の手間がデメリットでもあるため注意が必要です。
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