マイホームを買う際、住宅ローンは必ず組むものだと思っていらっしゃいませんか。
住宅ローンの返済は数十年かかる場合、その分多く金利もかかることになります。
その点を考えると思い切って現金で一括購入するのがお得ですが、注意点もあります。
そこで今回は、不動産を一括購入する際のメリットと注意点について解説します。
不動産購入で後悔しないようにぜひこの記事を参考にしてください。
不動産を現金で一括購入するメリットとは?
不動産を現金で一括購入する大きなのメリットは、住宅ローンの金利を支払う必要がなくなることです。
一括購入すると、ローンの金利の支払いでなくなったお金を自由に使えることになります。
ローンを組まないのであれば、団体信用生命保険料や保証会社に支払う保険料も必要ありません。
また、銀行による審査もなく、無職である場合や定期的な収入がない場合でもマイホームを手に入れるチャンスとなるでしょう。
そして、人気のある物件をどうしても手に入れたいのであれば、現金で一括購入することが有利に働くこともあります。
不動産を現金で一括購入するときの注意点
実は住宅ローンを借りても損ばかりではありません。
住宅ローン控除といって13年間所得税が一定額控除される制度があります。
しかし、現金で住宅を購入した場合はこの制度は適用されません。
また、一括購入した場合には、税務調査が入るおそれもあります。
不動産の購入資金が贈与によるものであれば、贈与税の支払い義務がありますが、その申告漏れを疑われてしまうためです。
たとえすべて自分で用意した現金であっても脱税を疑われるわけですから、税務調査に入られてうれしい方はあまりいらしゃらないでしょう。
手元の資金が一気に減ってしまうのも不安要素の1つです。
勤務先の倒産・急病やケガで働けなくなる・妊娠や出産など人生には何が起きるかわからないうえに、これから暮らしていくなかでいくら必要になるのかもわかりません。
そのため、貯蓄のすべてを不動産購入にあてるのには十分に注意をしてください。
不動産を現金で一括購入するのに必要な費用
家を現金で一括購入するにも、家そのものの値段のほかにも支払わなければならない費用があります。
まず、土地を契約する際に仲介手数料や印紙代の支払いが発生し、実際に購入するときには売主に手付金を支払わなければなりません。
無事に土地を購入したら次に家を建てますが、そのときは登記費用がかかり、さらに建築士に支払う設計料なども必要です。
また、建設前におこなう地鎮祭にかかる祭典費用も忘れてはいけません。
神主にわたす初穂料や車代、お供えにも当然お金がかかります。
まとめ
今回は、不動産の一括購入について、メリットと注意点を解説しました。
不動産を購入する際、現金で一括購入する大きなメリットは住宅ローンの金利の支払いが必要ないことです。
しかし、住宅ローン控除が受けられないなどの注意点もあります。
これからマイホーム購入を検討されている方は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
私たち株式会社オブライエンでは、新宿区・杉並区を中心に仲介手数料無料物件をご紹介しております。
売却査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓