不動産を購入する際、とくに設備にこだわっておきたい場所の1つがキッチンです。
キッチンは毎日の食事や調理に関わる空間だけに、日々の生活の快適さも大きく変わってくるでしょう。
今回は、キッチン設備の1つである「レンジフード」について、その種類や選ぶ際の注意点について解説します。
不動産の購入および内装や設備を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
不動産購入で覚えておきたいレンジフードの種類と特徴
レンジフードはキッチンの換気に関わる設備であり、大きく分けると次に示す3つの種類が存在します。
●ブーツ型
●フラット型
●スリム型
ブーツ型のレンジフードは高さのある覆いをコンロに被せるように設置します。
そのためコンロ付近の広い範囲をカバーし、煙やにおいを逃さず換気が可能です。
名前のとおり平たい形状をしていて、ブーツタイプに比べ高さが必要ないため、天井の低いキッチンなどに適しています。
スリム型は、フラット型をより薄くシンプルな形状にした新しいタイプのレンジフードで、見た目がスリムなだけでなく性能も高く、掃除が面倒なフィルターをなくしたタイプもあります。
また、レンジフードの内部に設置されているファンにも、次の3種類のファンが存在します。
●プロペラファン
●シロッコファン
●ターボファン
プロペラファンは安価で取り付けられますが、外気の影響を受けやすく屋外に接する壁にしか設置ができません。
シロッコファンは専用のダクトを通して換気をおこなうため、プロペラファンより幅広い場所に設置が可能です。
一方、排気量はプロペラファンより少なく、設置費用は高めになります。
ターボファンは、シロッコファンと同様にダクトを通して換気をおこなうタイプです。
幅の広い羽が付いているため高い排気量を誇りますが、シロッコファン以上に値段が高くなります。
不動産購入で覚えておきたいレンジフードを選ぶ際の注意点
レンジフードを選ぶ際の注意点としては、まずコンロ周辺の寸法や構造を把握しておくことです。
換気扇の位置やファンの種類、コンロ周辺の広さなどによって設置できるレンジフードは変わってきます。
キッチンの状態をしっかり把握してからレンジフード選びを始めましょう。
次に注意が必要なのは価格です。
レンジフードは、性能や形状によって5万円以下から20万円以上まで価格に差があります。
また、選んだ種類によってはレンジフード自体の費用だけでなく、ファンの交換やダクトの設置に関する費用も必要です。
予算やメンテナンスの手間も考慮し、適切なレンジフードを選びましょう。
まとめ
レンジフードはキッチンを換気し、日々の生活を快適にしてくれる大切な設備です。
キッチンの構造やコンロの位置によって設置できる種類も変わってくるので、不動産購入の前にどのようなレンジフードを設置できるか考えておきたいですね。
私たち株式会社オブライエンでは、新宿区・杉並区を中心に仲介手数料無料物件をご紹介しております。
売却査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓