建物は築年数の経過により、その価値が下がっていくのが通常です。
しかし、なかには築年数が経っても価値が下がらない物件もあります。
そういった物件は「ヴィンテージマンション」と呼ばれ、不動産購入を検討されている方の間でも人気です。
今回は、築年数を経ても価値が下がらない「ヴィンテージマンション」とは何か、定義とその選び方についてご説明します。
「ヴィンテージマンション」の定義とは?
ヴィンテージマンションには明確な定義はありませんが、一般的にそう呼ばれる物件にはいくつか共通点があります。
まず、立地が良いことです。
最寄り駅が人気エリアにあることが条件です。
東京で言えば、千代田区・港区・渋谷区など、通勤通学に便利なうえに商業施設もしっかり揃っているようなエリアをイメージすると良いでしょう。
また、建物自体のデザインが優れていて、多少古くてもしっかり管理されていることも条件の1つです。
不動産購入を考えるのであれば新築が良いと思ってしまいがちですが、よく管理された物件はあまり古さを感じさせません。
設備のメンテナンスや更新もきちんとおこなわれているため、快適さから言っても新築の物件とさほど変わらないはずです。
立地・見た目・管理体制においてすべてが優れているため、周辺の物件よりも高価格帯で取引されていることも特徴の1つと言っても良いでしょう。
以上のことから、ヴィンテージマンションとは、不動産購入を検討されている方にとっては魅力的な物件だと言えるでしょう。
不動産購入で後悔しないヴィンテージマンションの選び方とは?
ヴィンテージマンションの購入を検討するのであれば、選び方のポイントを押さえておきましょう。
まず、定期的な大規模修繕があるのかを確認する必要があります。
大規模修繕があるかないかは、管理している不動産会社に問い合わせすると良いでしょう。
通常であれば、10年間隔くらいで大規模な修繕があるはずです。
内見時は細かい部分まで目を通して確認しましょう。
また、古い建物なので耐震性にも注意を払う必要があります。
1981年に耐震性に関する建築基準法が改正されているため、それ以前に建てられた建物は現在必要とされている基準を満たしていないかもしれません。
そのため、古い物件の購入を検討される方は、耐震性について詳しく調査したほうが良いでしょう。
もし必要があれば、リフォームや補強を終えてから入居すると良いです。
まとめ
ヴィンテージマンションとは、立地・外観・管理の良さがすべて揃っていて、年数が経っても変わらない価値を持ち続けているマンションのことです。
不動産購入を検討されている方は、ぜひヴィンテージマンションも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、定期的な大規模修繕の有無と耐震性についてはチェックしましょう。
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