夢のマイホームである不動産購入時は間取りや外構を考えるのも楽しみの一つですよね。
とくに外部からみた家の印象はとても重要です。
外構の顔ともいえる外壁の一つに「サイディング」があります。
今回はそのサディングについてメリットやデメリットを解説いたします。
不動産購入時に検討するサイディングとは何?メリットは?
不動産購入時に必ず考えなくてはいけない外壁、タイルや塗り壁とさまざまな種類のものがあって悩みますよね。
今回ご紹介する外壁の一つであるサイディングはセメントや金属や木材を使用した壁材で家の外側から貼り付けていくものになります。
それでは4つの種類をご紹介いたします。
窯業系サイディング
窯業系は4つのなかでもっとも多く使われているデザインです。
セメントに繊維質を混ぜて作られており、耐震性や耐久性に優れていて、メンテナンスも楽なものが窯業系です。
しかし防水性が低く、メンテナンスの頻度は高くなります。
金属系サイディング
金属系は防音性・断熱性が高く、軽量のため、建物に負担がかかりにくいのが特徴です。
変形しやすい点がデメリットといえるでしょう。
木材系サイディング
木材系の価格は比較的高くなりますが、木の温もりを感じることができます。
断熱性は高いのですが、腐食や変色しやすい素材です。
樹脂系サイディング
樹脂系はアメリカでは主流ですが、日本ではあまり使われていないデザインです。
シーリングを使わない素材のため、劣化しにくく軽量で貼り重ねにも使われます。
しかし、耐火性が低い点がデメリットです。
サイディングの一番のメリットは、不動産購入時に少しでも抑えたい初期費用が安いことではないでしょうか。
材料を一度に大量生産することができるため、コストを抑えることができるとともに、外壁材を貼り付けていくだけの工法のため、作業も比較的早く簡単におこなうことができます。
近年ではデザインやカラーバリエーションも増えてきており不動産購入時に検討する方も増えてきています。
不動産購入時に検討するサイディングのデメリットは
一番のデメリットはメンテナンスコストが高いということではないでしょうか。
施工する際の切断面から劣化が進み、つなぎ目に使用しているコーキングも劣化していきます。
メンテナンスの目安として10年程度経過するころには大がかりなメンテナンスが必要になってくるでしょう。
メンテナンスの内容は、傷んだ外壁材の交換や色褪せたところへの塗装、コーキングを直すなどがあり、費用はだいたい100万〜200万円程度かかるといわれています。
また、デザインが多様になったとはいえ、まだまだタイルや塗り壁より見劣りしてしまうのもデメリットの一つといえるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した4種類のなかでも単価やメンテナンスの頻度は少しずつ変わってきます。
窯業系サイディングは低コストでデザイン性も優れていますが、他のものと比べてメンテナンスの頻度も高くなります。
不動産購入時、それぞれのメリット・デメリットを見極めて最適な外壁を選ぶようにしましょう。
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