一戸建て住宅を購入する際、間取りや設備などはもちろん外壁のデザインや素材もこだわる方が多くいます。
そこで今回、外壁の素材のひとつであるサイディングを導入するメリットとデメリットや、ほかの素材とどう違うのかをご紹介します。
一戸建て住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産を購入する前に知っておきたいサイディングとは?
サイディングとは、外壁の素材のひとつでセメントやセラミック、金属を用いて貼り付けていく工法を言います。
種類は以下の4つになります。
●窯業系サイディング
耐火性や耐震性が優れており、メンテナンスがとても楽なサイディングです。
●木材系サイディング
木の温もりが感じられ断熱性が高いですが、吸水性も高いことからこまめなメンテナンスが必要になります。
●金属系サイディング
軽量かつ、断熱性や防音性が高いです。
●樹脂製サイディング
アメリカ主流のサイディングであり、施工する際はシーリングを使用しないため劣化しにくいです。
これらは、どんな建物を建てたいのか、購入したいのかで選ぶと良いでしょう。
またサイディングをおこなうメリットは、以下の通りです。
●デザインの種類が豊富
●初期費用が安い
●比較的作業が簡単
不動産の購入には多くの費用が必要なことから、初期費用が安いのはとても大きな魅力ではないでしょうか。
不動産を購入する前に知っておきたいサイディングのデメリットとは?
サイディングのデメリットは、以下の通りです。
●メンテナンス費用が高い
●切断面やつなぎ目が劣化しやすい
●色あせやへこみが発生しやすい
サイディングは、10年置きにメンテナンスが必要となります。
メンテナンス内容は、張り替えや塗装、重ね貼りです。
下記の金額は、一般的な戸建て(30坪)の場合の金額になります。
●張り替え:60万円~300万円ほど
●塗装:60万円~200万円ほど
●重ね貼り:60万円~200万円ほど
●洗浄やコーキング:3万円~40万円ほど
これらの他に、足場代や人件費などが加算されるため、不動産購入の際はメンテナンス費用も踏まえて導入するか検討しましょう。
まとめ
今回は、不動産を購入する前に知っておきたいサイディングについて、ご紹介しました。
サイディングは、デザイン性の幅が広く費用が安いなどのメリットがりますが、劣化しやすい点やメンテナンス内容によっては多額の費用が必要といったデメリットがあります。
そのため、不動産購入で何を優先するのか、外壁の素材はサイディングで良いのかを判断しましょう。
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