今回はマンションの1階の売却を検討している方が知っておきたい情報をご紹介します。
不動産売買市場において、マンション1階は売却が難しいといわれていますが、少しでも高く売却するにはどうすれば良いのでしょうか。
この記事でご紹介する1階の特徴を知ることできっとヒントを得られるはずですのでぜひ目を通してみてください。
マンションの1階の売却が難しい理由とはいったい何?
マンションの1階の売却が難しい理由としては、おもに以下のようなものが挙げられます。
●日当たりが悪い:「マンションの周りに何もない」というケースは非常に少ないため1階は日当たりが悪いことが多い
●眺望が悪い:1階の見晴らしを良くしようとすると「塀などを無くす」という状態になり、これでは路上を歩く人からの視線が気になってしまうため現実的にはできない
●虫が来やすい:1階は地面にもっとも近い階なので、虫が入ってくるリスクも一番高い
●浸水被害のリスクがある:マンションの2階以上が浸水することはめったにないが、1階は浸水リスクがある
●防犯面でも不安あり:空き巣などの侵入窃盗の被害にあうリスクは低層階であればあるほど高くなるため、1階はもっとも犯罪リスクが高い階といえる
●騒音リスクも高い:1階は路上の話し声や車のエンジン音などがもっとも聞こえやすい
売却が難しいといわれるマンションの1階を少しでも高く売る方法
売却が難しいといわれるマンションの1階ですが、少しでも高く売るための方法としては以下のようなものが挙げられます。
1階ならではのメリットをアピールする
マンションの1階はデメリットがあるのも事実ですが、1階ならではのメリットもあるのでそこをアピールしていきましょう。
たとえば「専用庭があるのでガーデニングや子どものプール遊びなどが楽しめる」「出入りにエレベーターを待つ必要もないので楽」「下の階に足音が響いてしまうなどのリスクがない」「子どもが高いベランダから転落してしまうリスクもない」などが代表的なメリットとして挙げられます。
子育て世帯のみにメリットがあるようですが、シニアの方にもおすすめです。
1階の物件を売り込むためのターゲット設定をする
先述したように子どもの足音やベランダからの転落リスクが気になる「乳幼児~小学生ぐらいまでの子どもがいる世帯」や、住戸への移動距離をできるだけ短くにしたい高齢者世帯はもちろん、ガーデニングを趣味としている方などには1階は魅力的な要素が多いです。
こうした世帯をターゲットにした販売活動をしてもらえば、1階であっても売却できる可能性はグンと高くなりますよ。
まとめ
今回は、マンションの1階の売却が難しい理由を解説したうえで、少しでも高く売るための方法も紹介しました。
1階にはデメリットだけでなくしっかりとメリットもありますから、ターゲットを的確に見定めて、そのターゲット向けのメリットをアピールしていきましょう!
私たち株式会社オブライエンでは、新宿区・杉並区を中心に仲介手数料無料物件をご紹介しております。
売却査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓