マンションの窓の防音や結露などが気になるときに、複層ガラスへの交換を検討されている方も多いかと思います。
マンションの窓や窓ガラスは基本的には共有部分にあたりますので、リフォームしたい場合は、マンションの窓のリフォームが可能かどうかを確認してからおこなうようにしましょう。
今回は複層ガラスとはなにか、交換するメリットやデメリットもご紹介します。
マンションの窓を高性能に!複層ガラスとは?
複層ガラスとは、2枚のガラスから成り立っているもので、ガラスとガラスの間に空気を挟み込んだものを指します。
ガラスとガラスの間はメーカーによっても異なりますが、6mm程度の隙間があり、全体の厚さは12mm程度です。
2枚のガラスの間には乾燥空気が封入されており、それによって1枚のガラスにはなかったさまざまな効果を得ることが可能です。
●断熱効果
●結露効果
●防犯性
●紫外線予防
●省エネ効果
1枚ガラスと比較して、断熱性が高いことが特徴として挙げられます。
この効果をさらにアップするために、真空にしたり、アルゴンガスが封入されたりしているものもあります。
また、冷たい外気の影響を受けにくくなり、結露の発生を抑えてくれるので、カビ予防にも効果的です。
ほかにも、防犯や災害にも備えられ、紫外線もカットしてくれるなどのさまざまなメリットがあります。
マンションの窓を複層ガラスにする注意点とは?
マンションの窓を交換することで、さまざまなメリットがあるとお伝えしましたが、反対にデメリットや注意点はどのようなものがあるのでしょうか。
まず挙げられるのは、交換によって窓全体の部材が合わなくなる可能性があるという点です。
既存の窓は厚さ約9mmで作られていますので、約12mmの複層ガラスに交換することで、窓の厚みは増します。
すると、網戸やカーテンレール、雨戸やシャッターなどが開けづらくなることがあります。
リフォームする前に、窓周辺とのアイテムとの兼ね合いをチェックしておくことが大切です。
また、サッシとアタッチメントの素材によっては、結露防止の効果を得られない場合もあります。
一般家庭では、サッシの素材にアルミを使っているものが多く、アルミサッシに結露が付着している状態で、アルミ製のアタッチメントを使う複層ガラスを導入した場合、結露を防止するどころか範囲が増えてしまいます。
アルミではなく樹脂のものにするなど、素材にも注意して交換するのがおすすめです。
まとめ
今回は、中古マンションをお探しの方に向けて、複層ガラスとはなにか、設置するメリットやデメリットについてご紹介しました。
複層ガラスに交換するときは、注意点もよく頭に入れたうえで、メリットを最大限に活かせるようにしましょう。
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