網戸には、換気の際に虫の侵入を防ぐ働きがあります。
「住まいに網戸は必須!」とお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、建売住宅には網戸が付いていないケースが少なくありません。
この記事では、建売住宅に網戸を自分で取り付けるメリットデメリットや、その際の網戸の選び方を解説します。
建売住宅の網戸はオプション!
建売住宅は、「人々が快適に生活できる必要最低限の設備」という基本の考えのもと、注文住宅よりも安い価格で住まいを供給しています。
そのため、窓においても「明かりが入り、開閉できれば良し」とされ、網戸はオプションとなっているケースがほとんどです。
取り付ける場合には、8万円~10万円ほどかかる追加工事が必要です。
建売住宅に網戸を自分で取り付ける!そのメリットデメリットとは?
追加工事の費用がもったいないと感じる方は、自分で網戸を取り付けることも可能です。
網戸を自分で卸売業者から仕入れれば、追加工事を依頼するより数万円安く設置できます。
また、取り付けをおこなうなかで窓の構造にも自ずとくわしくなるため、ちょっとした故障や不具合であれば自分で直せるようになるでしょう。
そうなれば、メンテナンスにかかる費用の節約にも繋がります。
ただし当然のことながら、サイズの確認から発注、取り付けまでの作業をすべて自分でおこなわなくてはなりません。
すべての窓への設置を終えるまでには、多くの手間と時間を要するでしょう。
また、建売業者の保証が受けられないため、もし誤って発注してしまった場合にも自己責任となります。
建売住宅に網戸を自分で取り付ける際の選び方とは?
網戸を取り付ける際は、窓のタイプや求める効果に適した種類、色の網戸を選ぶことが大切です。
網戸の種類
●パネル網戸
●アコーディオン網戸
●ロール網戸
●折戸式網戸
まずパネル網戸は、網戸本体をそのままに防虫網のみ取り外せるのが特徴で、建売住宅にもっとも多く使用されている、引き違い窓への設置が一般的です。
また、プリーツ加工されたネットで自由に開閉できる点が魅力のアコーディオン網戸は、主に玄関扉やスライディングドアに設置されます。
さらに、ロールの操作で簡単に開け閉めできるロール網戸は、リビングやキッチンへの設置がおすすめです。
そして、開閉時に折りたためる折戸式網戸は、外気を家いっぱいに取り込めるのが魅力であり、主に玄関や勝手口で採用されています。
網戸の色
●白
●黒
●グレー
●ホワイトグレー
白色は、おしゃれな見た目にこだわりたい、あるいは埃や汚れを目立たせたくない場合におすすめです。
また、視界を妨げたくない場合は黒、プライバシーの確保を重視したい場合はグレーを選ぶと良いでしょう。
グレーより色の薄いホワイトグレーは、中の様子が見えづらくなってしまうため注意が必要です。
まとめ
建売住宅の網戸はオプションであり、設置には追加工事が必要です。
自分で取り付ける場合は、そのメリットデメリットを理解したうえで、適切な種類、色の網戸を選びましょう。
また、建売住宅を購入する際は網戸が付いていないことを前提に、設置について事前に検討しておくことをおすすめします。
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