住宅を購入する時には、住宅ローンを組むことがほとんどです。
住宅購入の際に頭金を用意することで、今後の住宅ローンの返済負担を減らすことができますが、頭金はいくら用意しておいたらいいのでしょうか?
頭金の目安や、頭金を用意しない場合の注意点などを紹介していくので、物件購入を考えている方は参考にしてみてください。
住宅ローンの頭金の目安とされている金額はいくら?
頭金を用意しておくことで、借入額を減らすことができ、返済における利息の額も少なくなるため、住宅ローンによる負担を減らすメリットがあります。
頭金の目安の金額は、住宅の価格によって変わっていくので、新築や中古など、物件の種類によっても違いがでてきます。
リクルート住まいカンパニーが行った2019年の首都圏新築マンション契約者動向調査によると、頭金の平均額は1,151万円とされていますが、200万円未満を頭金として用意する方も少なくありません。
頭金の目安は、基本的には住宅価格の2割用意したほうがいいとされていますが、現在の年収や、生活が苦しくならないほどの生活資金を残した状態で金額を決めることをおすすめします。
住宅を購入する時、頭金以外にも諸費用が必要になるので、日常生活や将来的にも必要になる資金を残した状態で用意できる金額を自分の目安としておきましょう。
家計に必要な資金についても事前に考慮して、新築物件なら住宅価格の2~3割、中古物件なら4割の金額の頭金を目安にしておきましょう。
目安の金額が用意できない!住宅ローンを頭金なしで組む場合の注意点とは
頭金を用意するための時間がない時や、頭金の資金が集まらないという場合は、頭金なしで住宅ローンを組むことになります。
頭金なしでも住宅ローンは組むことができますが、その際にはいくつか注意しておくポイントがあります。
まず、頭金がないので、借入額を減らすことができません。
そのため、返済期間が長引き、その間に金利が変動して、将来的に金利が上がる可能性があります。
金利が上がることで返済計画を見直さなければならない恐れもあり、住宅購入時に考えていた資金計画が崩れてしまうことも。
そうなると、住宅ローンの返済が難しくなる可能性も出てくるので、頭金なしで住宅ローンを組む場合は、返済計画をシミュレーションしておくようにしましょう。
まとめ
頭金の平均額は1,000万円を超えるとの調査結果もありますが、少ない頭金で住宅を購入している人は増えている傾向にあります。
頭金を支払う場合は突然の出費にも対応できる貯蓄を残しておくことや生活を圧迫しない程度の金額を自分で決めて用意しましょう。
頭金なしでも住宅ローンは組めますが、返済負担を減らしたい方は、ぜひ頭金の用意をして住宅の購入手続きを進めることを検討してくださいね。
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