大人になると季節の巡りで一年を感じますが、毎年毎年それほどの変化はありませんよね。
それに比べて、子供の一年は成長に次ぐ成長です。
大人は10年前と現在でそれほど変化はありませんが、子供は10年あれば乳飲み子が小学5年生、ピカピカの小学1年生が高校2年生という大変身を遂げます。
今回は、そんな子供たちの居室である子供部屋の広さについて解説します。
子供部屋の広さは平均するとどれくらい?
子供部屋の広さは、一人一室あたり6畳弱ほどが平均です。
親世代では6畳が最低限というイメージを持つ方が多いですが、都市部の戸建て住宅がコンパクト化していることから、4畳半や5畳の子供部屋も珍しくありません。
というのも、マイホームに50年住むと仮定した場合、子育て期間を約20年と考えると実は子供が住まない期間のほうが長いからです。
子育て期間のうち、子供部屋が必要なのは10年~15年ほど。
子供が巣立ったあとのことまで考えた間取り作りが現在の主流となっており、期間限定で必要な子供部屋よりも、家族全員で過ごす時間の長いリビングを広くとる傾向があります。
6畳の子供部屋ならば、ベッドと机を置いてもスペースに余裕があり、友達を呼んで自分の部屋で遊ぶこともできます。
一方4畳半の子供部屋となるとベッドと机がちょうど配置できるほどの広さなので、収納スペースがついていない場合には、手狭に感じてしまう可能性もあります。
しかし狭い空間を上手に使い、モノを管理する訓練とも言え、一概に狭いことがデメリットというわけでもありません。
広く快適な部屋であれば子供が部屋にこもりがちになるので、多少不満を感じる程度の狭さにしておいてリビングで過ごす時間が増えるようにするという考え方もあります。
2人兄弟では子供部屋はどれくらいの広さが適当か?
2人兄弟となれば、子供部屋も2部屋必要なのではないかと考えてしまいますよね。
もちろん中高生になれば個室も必要でしょうが、小学生くらいまでの間は広めの一部屋を兄弟相部屋で使い、時期を見て壁を増設したり家具などで仕切ったりする方法もあります。
この場合には、8畳~10畳程度の部屋にすることが多いです。
なお、あとから仕切る場合に壁を増設すれば遮音性が高まり個室の快適度が増しますが、子供が巣立ったあと再び広い部屋で使うことができません。
逆に建具や家具で仕切れば、遮音性が低く個々のプライベートが守られない可能性もありますが、子供が巣立ったあとには再度広い部屋として使うことができます。
一長一短ありますので、家庭の状況に合わせて慎重に判断することが重要です。
まとめ
子供部屋の広さは、4畳半から6畳程度が基準です。
子供が巣立ったあとその部屋をどう活用するのか、少し長い目で遠い将来まで見据えた間取り作りを楽しんでみてくださいね。
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