持ち家の売却や引っ越しなどの際に課題のひとつとなるのが、仏壇や仏具などの処分ではないでしょうか？
知っていると役立つ仏壇の処分方法について、いろいろと見ていきたいと思います。
家の売却をする際に絶対に知っておきたい仏壇の処分方法！
家の売却や引っ越しを前にしなければいけないのが、不要品の処分や引っ越しの準備ですよね。
衣類や家具などの不要品には慣れている方が多いとは思いますが、仏壇・仏具・神棚などのものは、神聖なものということもあり、処分方法に困ってしまうこともありますよね。
実は、仏壇などは粗大ごみとして処分することが可能なもの。
しかし、そうはいってもなんとなく躊躇してしまうという方も多いのではないでしょうか？
おすすめは、家族が前々からお世話になっているお寺に相談して、きちんと供養してから処分してもらう方法です。
処分したい仏具などがある場合は、仏壇と仏具を一緒に処分してもらうようにしましょう。
魂抜き・お精抜き・閉眼などとも呼ばれる供養をしてもらうことで、後ろめたい気持ちもなく、安全かつ迅速に処分することができます。
家の売却や引っ越しなどで仏壇を処分する際に覚えておきたい注意点
前述のように仏壇や仏具の供養をお寺に依頼する場合は、ある程度の費用がかかることも知っておくと安心です。
一般的には仏壇の処分には1万円ほどの費用がかかると言われていますが、お住まいの地域・お寺・仏壇の大きさなどによっては、5万円ほどの費用がかかる場合もあるでしょう。
お寺によっては、供養後の仏壇の処分方法を聞かれる場合もありますが、特別な理由がない限りは、そのままお寺に処分をお願いするのが、やはりおすすめの方法と言えます。
注意点として覚えておきたいのは、仏壇の処分は、ご自分だけではなく家族や親族にも関わるものだということ。
面倒くさいから、自分は信心深くないからと独断で処分を決めてしまうのではなく、後々の思わぬトラブルを防ぐためにも、一度、家族や親族に処分方法を相談するようにしましょう。
お住まいの地域や親族内の伝統などによっては、あらかじめ処分方法が暗黙の了解として決まっていることもあるかもしれません。
家の売却を前に、まとまった時間を取るのがむずかしい場合もあるかもしれませんが、スケジュールにゆとりを持って、家族や親族に相談できる時間をつくるように心がけておくと安心です。
まとめ
家の売却前には、いろいろと準備することも多いもの。
スケジュール的に仏壇の処分に割ける時間が少なくなってしまうかもしれませんが、しっかりとした手順を踏んで、思わぬトラブルの元とならないように処分をしてくださいね。
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