住宅を購入するにあたって、戸建てにしようか、マンションにしようか、お悩みの方も多いでしょう。
どちらを選ぶかのポイントはいろいろありますが、ここでは気になる「費用面」と「老後の生活」に重点を当てて解説します。
住宅購入にかかる費用を戸建てとマンションで比較!
分譲住宅を購入すると、戸建てとマンションどちらの場合もさまざまな費用が発生します。
それぞれにかかる費用を比較してみましょう。
戸建て住宅に発生する費用
仲介手数料
新築・中古どちらの場合でも、売主との直接売買契約でない限り、仲介業者への仲介手数料が発生します。
目安として「物件価格×3%+6万円(消費税別)」を、契約時か物件の引き渡し時に支払います。
マンションに発生する費用
修繕積立金
修繕積立金とは「建物共有部分の大規模な修繕や変更工事」、「不測の災害や事故、特別な事由により多額の費用を必要とする修繕」などに充てる準備金のことです。
一般的には毎月支払いますが、物件によっては引き渡し時に一定の費用を集めることもあります。
この負担額が安すぎるケースは要注意で、実際に建物の支障が生じて必要な工事に積立金が不足している場合、1世帯あたり数十万円の臨時徴収が追加されることもあるようです。
駐車場代
多くのマンションでは、敷地内に車を所有する場合、駐車場代がかかります。
金額は周辺の駐車場相場と同じくらいか、やや安く設定されているようです。
戸建て・マンション両方に共通する費用
契約時にかかる費用
契約書の印紙・登記費用・信用会社に支払う保証料・火災保険料
融資を受けた際にかかる費用
融資手数料・担保設定費用
税金(物件取得後)
固定資産税・都市計画税・不動産取得税
老後生活には戸建て・マンションどっちが安心?
高齢化が進む近年、シニア世代のライフスタイルは大きく変わってきました。
かつては「一軒家に親子で同居、孫と暮らす老後」という価値観が主流でしたが、セカンドライフを自立して過ごしたいという人の増加もあり、老後にマンションライフを選ぶ人が増えています。
戸建て住宅の場合、シニア世代になると「階段の昇り降りがつらい」「子どもが独立したあと部屋を持て余している」などの悩みも多く、郊外の一戸建てを引き払い、都市部のマンションへの住み替えを考える人が増えるのでしょう。
また、戸建てと比べて部屋数や床面積の少ないマンションへの住み替えは、光熱費やメンテナンス費用を抑えられ、バリアフリーにもしやすいなど、生活費のスリム化と安全性を高めるメリットがあります。
利便性の高い場所に建てられているマンションが多いので、日常の買い物や病院などに車を使わずに行けることも重要なポイントになるでしょう。
しかし、戸建ても立地や間取りの利便性が高く、バリアフリー化された物件もあるので、家族の事情をふまえながらじっくりと検討しましょう。
階下の人や周囲に気兼ねをしなくてよい自由さは、戸建て住宅の一番の特長です。
まとめ
戸建てとマンションの特徴について解説しました。
それぞれにおいてメリット・デメリットはありますが、大切なのは将来のライフスタイルの変化に応じてフレキシブルに対応できることです。
「プライバシー」「防災面」「セキュリティ」「ペットを飼いたい」など、優先したいことを重視して、理想の住宅購入を実現してくださいね。
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