自身のふるさとや応援したい自治体などへ寄付金を送ることで、特産品などの返礼品を受け取れる「ふるさと納税」。
この取り組みを利用する際、気になるポイントとなるのが「返礼品は何か」「寄付金の使い道は?」というところではないでしょうか。
そこで今回は杉並区にフォーカスして、もらえる返礼品や寄付金の使い道を紹介します。
杉並区のふるさと納税には返礼品として児童福祉の取り組みもある
杉並区が行うふるさと納税の返礼品の中には、児童養護施設や乳児院などへのプレゼントが含まれています。
寄付した人が返礼品を受け取るのではなく、児童養護施設や乳児院などへ品物を送ることができる取り組みです。
プレゼントの内容は各施設が希望した品物となっており、タオルや衣類、おもちゃなどが送られます。
施設へのプレゼントの寄付金は最大100,000円ですが、申し込みは何度でも可能です。
また、寄付した人が受け取れる返礼品としては、杉並区のオリジナルキャラクターがプリントされたTシャツやトートバッグ、雑貨セットなどがあります。
さらに、手作りのポーチ・小銭入れやガーゼタオルといった実用性の高いものも返礼品として受け取れます。
杉並区のふるさと納税への取り組み!寄付金の使い道は?
杉並区では、ふるさと納税により集まった寄付金を社会福祉や子供たちの教育、被災地への支援など幅広いことへ活用されています。
社会福祉に関しては、福祉施設の建設助成、保育園の改修費用などに寄付金が使われます。
子供たちの教育では、小中学生を対象に社会性向上のための交流事業やスポーツ事業、異文化への交流体験などが主な使い道です。
そして、地震や台風などで被害を受けた被災地へは、寄付金を使って音楽を通した復興支援が行われています。
具体的には、音響楽団への支援やオーケストラコンサートの開催などです。
また、新型コロナウイルス感染症に対する医療事業や、区内の緑化活動事業といったことにも寄付金が使われます。
まとめ
ふるさと納税は自分が暮らしてきた故郷や、これからもっと発展してほしい自治体へ寄付ができる取り組みです。
寄付することで、その土地ならではの特産品をもらえるというメリットもありますが、社会福祉や医療事業など、寄付をすることで住民をサポートすることもできます。
自治体や住民の生活を助けたいという気持ちを持っていても、そのやり方がわからないといった人は、ふるさと納税で寄付をすることも検討してみてはいかがでしょうか。