お部屋の雰囲気は壁紙の種類や色で決まります。しかし壁紙には種類が多く色もさまざまですので、壁紙を選ぶ際はどれを選んだらよいか迷うことがあります。
そこで今回はお部屋の用途に合わせた壁紙の種類と、お部屋の目的や雰囲気にあわせた壁紙の色の選び方をお伝えします。
お部屋の目的に合わせた壁紙の種類について
壁紙にはいろいろな種類があります。お部屋の用途に合わせて、いろいろな素材の中から目的とするお部屋に適した壁紙を選びます。
<壁紙を素材で分類>
・ビニールクロス
建設工事のコスト面から壁紙の主流で、消臭機能、抗菌、抗アレルゲン・ウイルス、マイナスイオンなどの機能があります。
・紙
欧米では壁紙に紙クロスをよく使い、日本の和風の部屋には和紙をよく使います。
・織物
綿や麻で作られているため丈夫で質感がよくリビングや寝室におすすめで、高級感があるのでホテルや結婚式会場などで使われます。
・珪藻土
塗り壁のことで自然素材の調湿効果が特徴です。
・不燃壁紙
建築基準法で防火性能の定めがある場合は不燃壁紙を使います。
<壁紙を機能で選ぶ>
・人が集まるリビングには汚れ防止や消臭機能の壁紙を選びます。
・キッチンには油汚れに強い壁紙を、またトイレには消臭やマイナスイオン発生機能のある壁紙を選びます。
お部屋の目的に合わせた壁紙の色について
人は色の持つ雰囲気に影響を受けます。部屋の壁紙の色によって気分も変わるので、住む部屋の目的に合った壁紙の色を選ぶ必要があります。
<ホワイト>
明るく広い空間に見える効果があるので狭い部屋やリビングに使います。壁紙がホワイトですとリラックスできるお部屋になります。
<イエロー>
元気で楽しい印象で開放感のあるお部屋に適しています。明るい雰囲気は子供部屋にぴったりです。
<レッド>
赤い色には活動的になる、熱い気持ちにさせるなどの効果があります。洗練されたお部屋を作りたい場合や運動スペースに利用するとよいでしょう。
<オレンジ>
ビタミンカラーと呼ばれるため、お部屋にメリハリ感が出せます。楽しく過ごしたい部屋に使うとよいでしょう。
<グリーン>
精神が集中できますので勉強部屋に適しています。また自然や植物をイメージさせるので寝室にも使えます。
<ブルー>
気持ちを落ち着かせる効果があるので開放感を演出できます。勉強部屋や寝室におすすめです。
<ピンク>
やさしさや愛情、幸福感を表現する色です。女の子の部屋やパウダールームに使ってはいかがでしょうか。
まとめ
今回は壁紙の種類や、機能付き壁紙、そして色選びについてご紹介しました。
壁紙には部屋に合った種類や機能があり、色によってもお部屋の印象が変わります。
お部屋の目的やイメージに合わせて壁紙を選んでみてはいかがでしょうか。