新築を購入するとなれば、建物に欠陥や劣化がないのか気になるものです。
欠陥や劣化は見た目ではわからず、内部など見えない部分に発生していることもあり、素人が外から見ただけではわかりません。
家の欠陥や劣化を、専門家が調べてくれるサービスがホームインスペクションです。
ホームインスペクションは建物を内覧して欠陥や劣化を調べる
ホームインスペクションは、ホームインスペクターという専門の知識をもった人物が建物のある現地を訪れて、内覧して各部分を調査します。
調査は公平な立場で行い、買い主と売り主のどちらかに有利になるように調査はしません。
調査場所は、外溝や外壁、屋根などの外側から、部屋、キッチン、お風呂、トイレなどの室内などの他に、基礎や天井裏、設備も調べます。
欠損がないか、割れがないか、カビやシミがないかなど不具合がないか確かめます。
床が水平であるかのような、快適な生活に関わる部分も調べます。
床下や屋根裏に入って、見えない部分も調査を行います。
もしも、ホームインスペクションで建物欠損や劣化、不具合が見つかれば、早めに修繕しておくと傷むのを防げます。
設備の不良があれば、入居するまでに修理しておけば、快適に使えます。
調査を依頼するとなると、間取り図を用意しておくと、調査がスムーズに進みます。
ホームインスペクションの費用は、目視だと5万円前後、機材を使用すると10万円前後です。
建築士の資格をもった人物がホームインスペクションを行う
建物の欠陥や劣化、不具合を調べるのがホームインスペクションです。
このために建物について知識がないとならず、建築系の専門知識と経験が要求されます。
ホームインスペクターは、国家資格ではなく、誰でも自称すればなれます。
ただし、知識や経験がまったくなく仕事をしている人はいませんが、知識や経験が不足しているホームインスペクターはいます。
欠陥や劣化があれば、このようにすべきだとアドバイスします。
確実に調査し適切なアドバイスを行うために、ホームインスペクターは建築士の資格を保有するのが望ましいです。
建築士であれば、設計や工事管理などを行うので、自然と知識と技術が身につきます。
家を調査してもらったのに、後から欠陥や劣化が見つかったということがないように、ホームインスペクションを依頼するなら、建築士の資格を持った人に依頼した方がよいでしょう。
ちなみに建築士には、一級建築士、二級建築士、木造建築士とあり、ホームインスペクターに必要な知識はどの建築士でも得られます。
まとめ
ホームインスペクションは、建物を調査し不具合がないかどうか調べます。
新築であれば、入居前にホームインスペクションを行ってもらうと、不具合が見つかれば入居までに対応できます。
確かな知識と経験を持ったホームインスペクターに、調査を依頼した方が良いです。
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