日本にも、海外から移住し生活する人がいます。
国内の中でも、外国人の割合が多いエリアの1つが新宿区です。
外国人の割合の多い新宿区では、多文化共生の取り組みを行っています。
新宿区の多文化共生の取り組み内容の概要
民族や国籍の違う人々が、お互いの違いを認めて、その地域で対等な関係で生活するのが多文化共生です。
新宿区には、約4万3千人の外国人が暮らしており、区民の12%が外国人です。
外国人の割合が多く、多の都市や区と比べても多いです。
そのために、新宿区では民族や国籍の違う人々が、互いに共生できるまちづくりを推進します。
多文化共生のまちを総合的に作るために、新宿区多文化共生まちづくり会議を発足しました。
2年ごとに委員メンバーが決められ、多文化共生について話し合っていきます。
メンバーには、タイやネパールなどの在日の活動団体も加わっており、多くの国の人々が話し合いに参加します。
新宿区の多文化共生取り組みの内容とは
外国人の方も新宿区で暮らしやすいように、施設では外国人向けサービスがいくつもあります。
施設の中から、サービスの一部をご紹介します。
・しんじゅく多文化防災訓練
外国人の方が区民の方と一緒に、防災訓練を行える施設です。
消火訓練、煙ハウス避難訓練、AED体験などを行えます。
防災センターでは、英語や中国語の震災啓発DVDの貸し出しも行っています。
・外国人向け冊子
都庁で配布している住民税についての説明書です。
また、地域振興課では、住民基本台帳事務も行っており、外国人向けの台帳登録作業をしてくれます。
・日本語教室
新宿区の外国人向けの、日本語教室です。
しんじゅく多文化共生プラザや、地域センター、生涯学習館などで開催しています。
1学期、2学期、3学期と分かれており、数千円の費用で教室に通えます。
また子ども向けにも、日本語教室があります。
・しんじゅく多文化共生プラザ
外国人と日本人の交流の場です。
生活に必要な情報を多言語で提供し、外国人の方からの相談を受け付けています。
外国人相談コーナーは、曜日ごとに相談担当者の言語が違い、例えば水曜日なら英語での相談です。
多目的スペースの部屋があり、日本語教室や国際理解講座などのいくつものイベントが開かれる場所です。
資料室もあり、外国人の方が日本で暮らすために役立つ情報を提供しています。
まとめ
外国人の方が新宿区で共生できるような取り組みが、多文化共生です。
民族や国籍の違う方が、日本に馴染んで生活できるように、いくつものサポートを行っています。
新宿区の多文化共生の取り組みによって、外国人の方が区で暮らしやすくなっていくでしょう。
私たち株式会社オブライエンでは、新宿区・杉並区を中心に仲介手数料無料物件をご紹介しております。
売却査定も行っておりますので、お気軽にご相談ください。