正確には宅地建物取引士という名称の宅建は、不動産業界にいるなら、多くの方が取得を目指します。
スクールや通信講座で勉強することも可能ですが、独学でも勉強できます。
独学で学んで宅建に合格するには、どのようにすればいいのでしょうか?
宅地建物取引士である宅建の合格率はどれぐらい?
宅地建物取引士は、毎年20万人程度が受験する国内最大の国家試験です。
不動産取引における専門家が宅地建物取引士です。
令和元年の試験の結果は以下の通りになっています。
・受験者数 :
220,797名
・合格率 : 17.0%
前年の合格率が15.6%だったので、合格率は15%~17%ぐらいだと考えておけば良いでしょう。
試験では、50問中35問以上正解で合格です。
登録講習修了者は、5問免除となり、45問中30問正解で合格です。
宅建の知識を得ると、以下のような場面で知識を活かせます。
・不動産売買において、物件について詳しく説明してアピールできる
・不動産の担保価値を評価でき、不動産融資において活用できる
・自社物件売買でも、宅建の知識を活用できる
・資格を取ると、会社によっては手当てをつけてくれる
宅建に独学で合格するための勉強法とは?
宅建に合格するためには、合格者によると少ない人で100時間前後、多い人で400時間前後勉強しています。
最低でも250時間程度の学習時間は必要であり、初めて宅建の勉強をするなら、さらに時間は必要でしょう。
まずはスケジュールを組みましょう。
毎年法改正が行われるので、去年の知識が役立たなくなる部分もあります。
10月に試験は実施されるために、勉強時間を250時間とすれば、いつから学習を始めればいいか逆算します。
独学であれば、書籍を買っての勉強がメインになるでしょう。
テキストと過去問、さらに予想模試本を買って勉強してください。
1週間毎日どれぐらい勉強するかスケジュールを組みますが、1日は空白の日を設けます。
空白の日は、体調不良や集中できず思うように勉強が進まなかったときに充てる日です。
宅建の試験は、宅地業法、法律の権利、法令の制限、税金の4項目です。
宅地業法と法律の権利をメインに勉強します。
宅地業法は20問、法律の権利は14問出題されるので、得点源となる項目です。
この2つの中でも、宅地業法は初心者でも学びやすく、数学に関する部分もあるので取り組みやすいです。
試験当日は電卓禁止なので、暗記して試験に備えます。
過去問を元に出題されることが多いので、過去問は不正解がなくなるぐらい徹底して解いてください。
まとめ
宅建は、不動産関係者や不動産融資関係者などが取得する資格です。
毎年20万人程度が受験しますが、合格率は15%前後となっており、特別難しい試験ではありませんが、簡単に取得できる試験でもありません。
勉強して対策をとっていけば、独学でも宅建の試験に合格することは可能です。
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