企業とテクノロジーが組み合わさることによって、便利なサービスを生み出します。
金融とテクノロジーが混合しフィンテックができたように、不動産とテクノロジーが組み合わさって不動産テックも誕生しています。
この記事では、不動産テックによる不動産業界の最新実態を紹介します。
日本の不動産テックは徐々に活用されはじめている
海外に比べると、日本は各所で新しい技術やテクノロジーの導入は遅れています。
昔ながらのサービス中心の国内の不動産業界でも、不動産テックは少しずつ使われ始めています。
・インターネットでの物件情報公開
・VRによる部屋の内見
・物件売買マッチング
このようなものが国内の不動産テックです。
インターネットでの物件情報公開は昔から行われてきており、日本でも各不動産の物件をまとめている、不動産ポータルサイトが誕生しています。
VRによる部屋の内見は、VRゴーグルを使った内見であり、バーチャルリアリティに近い技術であり、少しずつ導入する不動産会社が登場しています。
VRを使うことによって、現地にいかなくても希望の物件を見ることができます。
その他にも、最近ではクラウドファンディングもあります。
個人投資家から資金調達して、物件に投資するサービスであり、収益は各個人投資家に分散されます。
小口で資金を投資できるために、少ない資金で不動産に投資できるメリットがあります。
海外の不動産テックの活用は昔から行われている
日本に比べて、海外では不動産テックは早い時期から活用されています。
1990年代後半より不動産広告をインターネットで活用し、現在は不動産に関する情報のネットワークが整備されています。
MLSという名前のネットワークであり、不動産の実売買履歴を公開して、取引支援のために作られました。
消費者向けにもMLSはあり、サイトにアクセスすれば、実売価格の利益を誰でも閲覧可能です。
海外初の世界的に有名な不動産テックというと、AirHubでしょう。
民泊支援サービスのAirHubは、誰でも所有している不動産を宿泊先として提供できるマッチングサービスです。
2018年、2019年と2年連続で黒字化を果たし、サービスは拡大しています。
コワーキングスペースを提供するWeWorkも有名です。
海外のみならず、日本でも東京や大阪などに拠点を設けています。
海外であれば、不動産売買でのエージェント仲介、契約のオンライン化サービスなどもあり、日本よりも多方面で不動産テックの活用が進みます。
まとめ
不動産とテクノロジーが組み合わさったのが不動産テックです。
バーチャルリアリティなどのテクノロジーもありますが、現在はインターネットテクノロジーが不動産テックの主体です。
海外で活用が進んでいる中で、日本でも徐々に不動産テックが浸透してきました。
これからは活用される場面が、さらに広がっていくでしょう。
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