カップルが結婚を決めれば、籍を入れて法律婚を行いますが、中には籍を入れない人もいます。
お互いに一緒に暮らすことを決意すれば、新しい新居を探すこともあるでしょう。
どのような方でも、賃貸住宅を借りるならば入居審査を受けないとなりません。
事実婚と法律婚では、入居審査で違いがあるのかどうか解説します。
事実婚と法律婚は籍を入れるかどうかの違いがある
事実婚と法律婚の違いは、カップルがお互い一緒に生活していくと決めてから、籍を入れるか入れないかの違いです。
籍を入れないのが事実婚であり、籍を入れるのが法律婚です。
事実婚は同棲と似ていますが、互いに結婚したという認識があるので、この認識が大きく違います。
事実婚でもパートナーの扶養に入ることもでき、遺族年金も受け取れます。
子どもが生まれた場合は母親の子どもであり、夫が父親になるには認知をしないとなりません。
事実婚の夫婦は入居審査で断られることがある
お互いに結婚したという認識はありますが、他人から見ると籍を入れていないので、未婚状態だと見られる場合があります。
事実婚の夫婦は、入居審査で断る大家さんがいます。
法律婚であれば戸籍などで二人が結婚していることを証明できますが、事実婚だと戸籍は別であり、住民票などで結婚していることを証明しないとなりません。
事実婚だと信用できないという大家さんがいるので、物件によっては入居審査で断られます。
希望の物件に住んだとしても、別れてしまい独り身になると、家賃を払えなくなるのではないかと考える大家さんもいます。
<入居審査を通りやすくするには?>
事実婚の方が入居審査を通りやすくするには、連帯保証人を両方の親になってもらう方法があります。
この場合には両方の親に入居することを伝えて、連帯保証人になってもらうよう了承を得ます。
収入面で問題なければ、事実婚でも入居審査に通ります。
不動産会社や大家さんに、二人の収入の他に貯金額も見せて、家賃を払えるだけの十分なお金があると証明するのです。
夫婦二人のどちらかの収入が途絶えても、数ヶ月家賃を払えるだけのお金があれば大家さんは安心です。
入居後のマナーを心配する大家さんもいます。
入居審査での面接はマナー審査でもあるので、丁寧な態度で接すればマナーの良い方々だと思ってもらえ、好印象を与えます。
まとめ
事実婚は、法律婚とは違い籍を入れずに二人が結婚した状態です。
入居審査では、事実婚というだけで断る大家さんがおり、特に高齢者の大家さんほど事実婚に寛容ではありません。
資金面やマナー面を心配するので、それらの心配がないと入居審査時に書類や態度で証明してください。
大家さんが大丈夫だと安心すれば、入居を認めてくれるでしょう。
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