住宅購入においてファイナンシャルプランナーを活用すれば、長期に渡った資金計画を的確に立ててもらえます。
大きな買い物のマイホーム購入では、お金の試算が人生を左右しかねません。
ファイナンシャルプランナーを活用するメリットや相談事例についてみていきましょう。
住宅購入でファイナンシャルプランナーを活用するメリット
住宅購入時に活用できるファイナンシャルプランナーは次の3つの会社に所属していることが多く、それぞれに相談するメリットが異なります。
・金融機関
・ハウスメーカーや工務店
・独立系
金融機関に勤務しているファイナンシャルプランナーへの相談は、その金融機関が提供している住宅ローンに関する相談をダイレクトにでき、借り入れ審査までの手続きをワンストップで進められるのが特徴です。
しかし他の金融機関の住宅ローンのほうがメリットが大きかったとしても教えてくれない可能性もあります。
ハウスメーカーや工務店に勤務するファイナンシャルプランナーでは、支払いが滞らないようにゆとりのある返済プランを提示してもらえるので、返済の不安を軽減して理想のマイホーム購入を実現しやすくします。
独立系のファイナンシャルプランナーは、中立の立場からアドバイスしてもらえるのが大きなメリットです。
金融機関やビルダーなどに属していないぶん、公平性をもって各家庭に適したプランを提示してもらえます。
いずれにしても、相談するなら数人のファイナンシャルプランナーからアドバイスをもらって、比較検討するのが大切ですよ!
住宅購入におけるファイナンシャルプランナーへの相談活用事例
住宅購入におけるファイナンシャルプランナーへの相談活用事例を2つみていきます。
▼事例1:頭金2割は必要?
Q:住宅ローンの借入には頭金2割が必要と聞いたことがありますが本当ですか?
一目ぼれした住宅の頭金2割を準備するのが難しく、購入金額の目安を知りたいです。
A:頭金2割と返済リスクに関連性はないので、各家庭の家計やライフプランによって判断しましょう。
購入価格の割り出しは無理のない返済額から逆算するとリスクを軽減できます。
▼事例2:70歳を過ぎる完済時期は大丈夫?
Q:35年ローンを組むと完済時期が70歳を超えますが、住宅を購入できるでしょうか?
貯蓄がないので35年ローンを組んでマイホーム購入を検討しています。
A:繰り上げ返済できる借入額にして、返済期間を短縮できるかシミュレーションしましょう。
物件価格を下げて当初の借入期間を短縮させる方法もありますよ。
まとめ
住宅を購入するならファイナンシャルプランナーに相談して、ライフプランに沿った資金計画を立てると安心です。
住宅ローンでは、借りられる金額ではなく返済できる金額を把握するのが重要ですよ!
ゆとりのある返済計画で、マイホーム生活を楽しく過ごしてくださいね。