不動産売却では、さまざまなことに注意する必要があります。
この記事では、不動産を売却するときに注意するべきことを徹底解説。
査定~契約・引き渡しまでの注意点を、詳しくお伝えします。
不動産の売却を検討している方は必見です。
ぜひ参考にしてくださいね。
不動産を売却するときの注意点①査定の重要性を知ろう
不動産を売却するためには、はじめにどれくらいの価値があるのか「査定」をする必要があります。
不動産を査定するときの注意点は、以下の3つです。
・不動産会社に価格査定してもらう前に、自分で「売却相場」を調べておく
・価格査定は複数の不動産会社でおこない、査定書を提出してもらう
・重要事項説明書の内容をきちんと把握する
不動産会社が取引している顧客や得意分野が違うため、不動産会社によって査定価格は異なります。
そのため、事前に自分で相場を調べることが大切です。
また、不動産の売却には、登記費用・譲渡所得税・仲介手数料などの費用がかかります。
売却にかかる費用を把握して、どれくらい手元に残るか計算しておくことをおすすめします。
不動産会社に伝えれば計算してくれるので、問い合わせてみましょう。
不動産を売却するときの注意点②契約・引き渡しの詳細を知ろう
この章では、不動産売却における契約や引き渡し時の注意点を説明します。
細かい注意事項もありますが、しっかり覚えていきましょう。
<契約手付金の設定>
不動産売却の契約をするときは、売買代金の一部として契約手付金を受け取ります。
契約手付金は、売買代金の5~20%ほどに設定しましょう。
また、売買契約書には、手付解除の期限を明記することが大切。
不動産の売買契約は、「当事者の一方が契約の履行に着手するまでは契約解除できる」と法律で定められています。
履行着手前であれば、買主は手付金放棄、売主は手付金倍返しをすれば契約解除できるため、手付解除の期限を明記しておくと安心でしょう。
<ローン特約の日付設定>
ローン特約とは、契約後に住宅ローンが通らなかった場合に白紙解約できる特約です。
住宅ローンの本審査は、売買契約締結後におこないます。
審査期間の平均は2~3週間ほどですが、状況によっては長引くこともあります。
万が一1ヶ月以上かかったうえに審査が通らなければ、売却活動が1ヶ月間止まってしまう結果に。
このような事態を防ぐために、ローン特約の日付は注意して設定することが大切です。
<瑕疵保険への加入>
瑕疵保険への加入も大切です。
不動産売却後、1年以内に不動産に欠陥が見つかった場合、売主は瑕疵担保責任を負わなければいけません。
万が一のために、忘れずに瑕疵保険へ加入しましょう。
<引き渡し時の注意点>
契約から引き渡しまでの間に、登記の準備や境界線の確認、引越しまたは建物の解体、固定資産税の清算などをおこなう必要があります。
たくさんの書類が必要になるため、漏れがないように早めに準備をしましょう。
まとめ
不動産の売却には、さまざまな手続きや知識を必要とします。
今回紹介した注意点を参考にして、不動産売却に役立てていただければ幸いです。
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